インドと国境を接しているパキスタンをはじめ、ネパール、スリランカなどでもカレーは食べられています。基本的にはインドとそれほど違いがありませんが、インドよりややスパイスが少なく、味もマイルドです。
スリランカでは野菜のカレーがとても好まれています。魚、鶏肉のカレーもよく食べられていますが、野菜と肉が一緒になった日本のカレーライスのように、たくさんの具材を混ぜて作りません。レッドペッパーなど辛いスパイスを使ったカレーもありますが、ココナッツミルクを入れてマイルドに仕上げるカレーも多く見られます。また、モルディブフィッシュという、鰹節と同じようなカツオの加工品をカレーに入れて味を整えるのも特徴です。ちなみにモルディブフィッシュは、インド洋に浮かぶモルディブで作られていて、ここでもモルディブフィッシュ入りのカレーが代表的な料理となっています。上に併記されているカレーリーブスとはミカン科の木の葉で、甘みのある香りが特徴のハーブの一種です。
カレーはごはんやパパダンという薄いおせんべいのようなものやサラダなどと一緒に食べます。
ほかパキスタンのカレーも、インドやスリランカと同様、スパイスを多用したスープ系のカレーです。ココナッツミルクを入れたり、生の青唐辛子を入れたりするものもあります。